2019年4月8日月曜日

不良を見逃さなかったお話

最近、ようやく暖かくなってきましたね。
店長 北村 です。

今回の話題は不良品のお話です。



この写真はブリヂストンの新車の拡大写真です。

自転車のハンドルから車輪につながる部分でハンドルが回るように
するための部分、ヘッドパーツと呼ばれる部品の拡大写真ですが、
重大な不良があります。



こんな感じでヘッドパーツがちゃんと収まっていないんです。
さて?原因は?



フォークと呼ばれるハンドルから車輪までをつなぐ部品がダメでした。


黒いパイプ部分(コラムと呼びます)の取付角度がおかしいですね。
交換すると・・・





正常になりました!!

今回、納車前の組み立て整備をしている時に

”・・・?なんかハンドル切った時に違和感あるぞ?”

と気づいて調査の結果、交換となりました。

そのまま走り出すと最悪、ハンドルが突然
切れなくなり事故に繋がる可能性がありました。

ブリヂストンは一流メーカーで、不良品の
確率は低いですが、それでも不良は発生します。
高級自転車に不良が出たことを叩きたいわけではなく、
発見した場合、今回のように
しっかり対応してくれることが重要なんです。

他店の悪口はあまり言いたくないのですが、
通販、ホームセンター、スーパー、
大量に自転車を販売している量販店など
数を売って利益を出す関係上、
どうしてもチェックが甘く不良品を
結構な確率で見逃している印象があります。

当店に
”なんか変な感じがするけど、これって正常?”
と持ってこられた他店購入車が
初期不良だったりすることがありますが、
不良対応は買ったお店でしかできないうえに
持っていったら対応を断られたなんて事例もありました。

当店は数をあまり売っていない分、1台1台
責任をもって点検整備させていただいてます。
安売り価格ではなく、しっかりした整備、
メーカーへの対応を期待される方は
是非、当店での購入を検討してください。


2019年4月5日金曜日

もらった自転車はお金がかかる!その理由

譲っていただける自転車はしばらく使っていない事が多い

自転車をタダで譲っていただける。ラッキー!!
ともらってみて後から修理代がたくさんかかる!なんて事が、、なぜでしょう。

譲る方は、問題なく乗れてましたよー!と言ってた。
でも2年前から必要なくなり乗らなくなったとも言ってた。

これは問題なく乗れてたのは2年前の事なんです!
譲る側は好意で譲ったが、2年の間に何が起こったのかその方も知らない事も多いのです。

使っていないとタイヤがだめになる

では使っていないと自転車はなにが起こるのか
自転車のタイヤの空気は、使っていても使っていなくても
バルブから少しずつ抜けていきます。

2周間に一度は空気をチェックして、減っていれば補充する事が大切なのです。

それをやらずに数年置いておくと、下の写真のようにぺっちゃんこになります。
次にぺっちゃんこのまま放置しておくとどうなるか

タイヤにクセがつく

タイヤにクセが付いてしまい、使おうと空気を入れても、元のかたちにならなかったり
車輪からタイヤが外れやすくなったりします。
下の写真のようにぺちゃんこだとタイヤの横にヒビが入ります。
酷い場合はタイヤの横が避けてきます。
避けかけたタイヤの裏側でチューブにも穴を空けやすくなります。

自転車屋さんに持ち込み、パンク修理だけで治してもらおうと思っても、
診断してもらうと、タイヤチューブ交換が必要と言われてしまい。
結局、予想していない費用がかかってしまう事が多いのです。

長く放置された自転車はタイヤが前後とも交換が必要だったり、ブレーキワイヤーも錆びて交換が必要だったり、ライトが点かないなど、どんどん修理が必要な部分が出てきます。
自転車は置いておくだけで、駄目になる部品が多いのです。

自転車をもらった側は安く済ましたい!
と思っている方が多いと思います。

譲っていただける話があったときは、たくさん費用がかかる可能性がある事を
予想しておきましょう。

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